No.5 見た目も・出会い頭も・・・芸の内・値段の内

 どんなに美味しくてもウンチクがあろうが、「目で食べる」という言葉があるように食べ物の見た目、第一印象を軽んじてはいけない。提供する側にとって、見た目などは些細なことだと思うだろうが、客にとっては決定的な選択ポイントになることもある。今回はこれに真摯に取り組んでいる実例を紹介する。素晴らしいから実名も挙げる。
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 長野県の善積(よしづみ)農園からリンゴジュースセットが届いた。ごくごく普通の段ボール箱だが、箱の中央付近に、手作りのリンゴマークのスタンプが押されていた。
このスタンプに気付いた家人、ボトルのおいしそうなラベルデザインを見て、飲む前なのに言った「このジュース、絶対おいしいわよ!」。実際、第一印象通りだった。
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 「ご当選おめでとうございます」と大きく箱の目立つところに書かれた宅配箱が届いた。忘れていたが、「焼酎かのか」のキャンペーン当選品だった。220ミリリットルのボトルが3本入っていた。
おめでとうございますと箱にも書いたセンス、さすがアサヒビールだ。この機会に「いいちこ」から「かのか」に切り替えるかと思ってしまった。
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 神奈川県藤沢市の「池田丸」という船宿では一般客も食事が出来る。ここの刺身定食のお膳には、刺身名が書かれた紙が添えられてくる。いわゆるお品書きではなく刺身の盛り方と同じレイアウトで書かれている。地魚も名前がわかると一層おいしく感じる。これに初めての客は一発で参る。
「いい店、知っているね」と、こちらまでも褒められる。
                
JAMM取締役 鈴木肇



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