No.4 基本はやっぱり、「口に入れるものだから」
知人からいただいた某県の農産物直売所商品「粉末ウコン」。気に入ったので、取り寄せようと直売所に電話した。自分の商品ではないから分からないと電話口が言う。
どういう集団・組織だ。口に入れるものを売る組織の対応としては、致命的に、拙い。
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「魚市場のすぐそば」がウリのお寿司屋さん。開店直前、白衣姿の職人さんが店脇の駐車場でタバコを吸っているのを見てしまい、車をUターンさせた。店の外でもお客の目線が届く所での喫煙を禁ずる。これに徹していない寿司屋の味が信用できるか?!
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食品加工機械の会社が食品販売に乗り出した。注文して届いた関西風お雑煮セットに驚いてしまった。お餅を始めアレコレ詰め合わせた商品の荷姿が酷い。パッキン素材に新聞紙こそ使っていなかったが、機械部品それに近い荷姿。これは本当に喰えるのか?
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再度、魚市場そばの店の話。海鮮丼が自慢だという小さな店、座らされたカウンター席からは料理人の手元が良く見えた。それ故に、次第に食欲が萎えてしまった。魚種が変わっても、まな板も包丁も洗わない。この店の「衛生面」まで気になってしまった。
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「口に入るもの」を偽装した経営者たちに共通するのは「品性の無い顔・もの言い」そう指摘する人は少なくない。天罰だろう。また、偽装告発者はほとんどが内部の人の通報だそうだが、「口を騙す人は、口によって成敗される」、そういうことだよね。
JAMM取締役 鈴木肇
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